積木教室(積木教室の特徴)
積木教室の特徴
自ら考える力を育てる
自発性(spontaneity)
積木教室では、子どもたちの「自発性」を大切にしています。自発性とは、自ら進んで物事に取り組み、自分の力で最後まで取り組んでやろうとする力です。そして自分から進んで最後まであきらめずに、いろいろな工夫をし、やり遂げる姿勢はひとりの人間としてこれからの社会を生き抜く為に最も重要な要素になるはずです。積木教育ではこの自発性を育てる事を教育の根本としています。
好奇心(curiosity)
自発性を育てるには好奇心が必要です。好奇心とは、わからない物事に対して、その理由や意味を知りたいと思う感情です。0歳~1歳では「試してみよう、触ってみたい」とばかりに手当たり次第に触ってみたり、壊したりします。1歳~2歳の頃は大人の動きを真似る模倣期が始まります。どんな風に遊んでよいのかわからないので、大好きな人の真似をすることに自発性が向けられます。そしてだんだんやりたいことが意識できるようになり、自分の好きなもの、やりたいことがもっとはっきりと意識できるようになり、選べるようにもなります。自分で選んだ事をするときは自発性が高まり、楽しさが分かるようになります。
ほめる(praise)
子どもたちが好奇心をもって物事に取り組んで行くときに、失敗はつきものです。失敗してそれで終わりでは、自発性は育ちません。失敗したときは「おしかったね。とってもいい考え方だったよ!」「違う考え方をしてみたら?」と工夫を促したり、励ましてあげます。大事なことは失敗した後にそれを活かすことが出来るかです。それを活かすためには失敗に挫けない心も必要ですし、うまくいかなかったことの理由を考える力が必要です。そして自分ひとりの力でうまくいったときは「やったね!」「すごいね!」と褒めてあげます。子どもたちは褒められることで、自信をつけ意欲をもちます。
自ら気付く(observe)
積木教育では教え込んだり、手出し、口出しはしません。何かを出来るようにする為には教え込んだり、指示した方が手っ取り早く、安易な場合が多いです。しかしそれは子供の好奇心を奪い、やる気や意欲を著しく阻害し、自発性の芽を奪う行為です。
子どもの好奇心にうまく働きかけ、励まし自ら気付き、自ら考える力が自発性を育てる事に繋がります。工夫には失敗がつきものです、大事な事はその失敗をどう活かすかです。うまくいかないときに工夫し、それを乗り越えて手に入れたものが、本当の能力に繋がります。教え込まれ、指示されて出来た事は能力の獲得には繋がりません。安易に手に入れたものは、忘れやすく能力としては定着しません。ですが苦労したり、もがき苦しんで手に入れたものは、定着しやすいのです。
問題解決能力(Problem Solving Skill)
問題解決能力というのは、何か起こった時に自分の力で工夫し、論理的に考えて乗り越えていく考える力(思考力)の事です。知識の中から答えを探して解決するのではなく、どうしてうまくいかないのか分析したり、うまく行くためにはどんな工夫をしたらよいのかと考え、そして論理的に考える、それを行動に移す事が出来るのが問題解決能力です。
積木教室では、子どもたちに実際に手を動かし、たくさんの思考体験を通して、自分の力で様々な工夫をして課題を乗り越ることが自信に繋がり、考えることが楽しい、と実感してもらいたいと考えています。